野球のパ・リーグ ダイエー

プロ野球の南海ホークスが身売りをし福岡ダイエーホークスが1989年に誕生しました。この当時は平和台球場を本拠地としていましたが、1993年に福岡ドームが完成し本拠地となりました。福岡ドームは日本で唯一の屋根が開閉できる球場です。初代の監督に田淵幸一が就任するものの成績は振るわず、その後は根本陸男、王貞治と監督は交代していきます。

この頃のダイエーホークスはパ・リーグの中でも万年Bクラスでお荷物球団と言われるくらい弱かったです。当時監督をしていた王さんに対して野球ファンが卵を投げつけるという事件もあったほどです。1998年にチームとしては20年ぶりにBクラスを脱出します。ドラフトやトレードなどで中心になる選手を獲得し徐々に優勝を狙えるような戦力を整えていきます。

そして1999年には初めてのリーグ優勝と日本一に輝き、この年くらいからチームの黄金期がやってきます。大ハード打線や100打点カルテットなど打撃力を中心にパ・リーグで連覇を果たします。チームの強さとは逆に毎年シーズンオフには球団の身売りの話が出てくるのも話題となっていました。現在ではダイエーからソフトバンクグループに身売りをされ福岡ソフトバンクホークスとなっています。

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