野球のパ・リーグ オリックス

オリックス・バファローズは大阪市にある「京セラドーム大阪」を本拠地とするプロ野球チームです。この球団のルーツをたどると、1936年の「阪急軍」の創設にまでさかのぼります。1947年には「阪急ブレーブス」に改名し、2年後の1947年にプロ野球界が2リーグ制に移行すると、阪急はパ・リーグに所属します。1988年11月、阪急は球団の「身売り」を実施し、総合リース企業のオリエント・リース社がこれを取得しました。翌1989年から球団名が「オリックス・ブレーブス」となります。1991年、阪急時代からの「ブレーブス」は「ブルーウェーブ」に改名されました。その後、大阪近鉄バファローズを吸収合併し、2005年からは「バファローズ」の名を現球団が受け継ぎ、現在に至ります。

セ・リーグが「人気のセ」と称される一方、パ・リーグは「実力のパ」と称されます。2017年の交流戦は、12勝6敗の成績を残した福岡ソフトバンクホークスが優勝しました。3年連続の優勝です。10勝8敗のオリックス・バファローズは6位でした。リーグ別の成績は、56勝51敗1引き分けでパ・リーグに軍配が上がりました。2005年に交流戦が始まって以来、セ・リーグが勝ったのは2009年のたった1回です。

2017年7月12日現在のパ・リーグ順位表によると、第1位は東北楽天ゴールデンイーグルス、第2位が福岡ソフトバンクホークスで、バファローズは第4位につけています。